財団法人自転車センターとは
概要・目的・事業所
沿革
情報公開(ディスクロージャー)
補助事業概要
〜機械工業振興事業〜
平成23年度 夢の自転車普及活動 補助事業
〜公益事業〜
平成22年度 サイクルスポーツ施設の整備等補助事業
平成23年度 自転車の活用によって交通安全を促進する活動
平成23年度 自転車競技場を中心とした自転車の普及促進のための総合的な施設の補修補助事業
1 補助事業の概要
(1)事業の目的
 スポーツを通じて国民の心身の健全な育成に資するため、サイクルスポーツを中心とした体育施設を整備してサイクルスポーツの普及奨励を図り、もって公益の増進に寄与する。
(2)実施内容
1.施設点検安全整備工事
①自転車関連施設等整備工事
○サイクルパラシュート施設整備工事
  当財団は、サイクルスポーツの可能性を自転車だけではなく、自転車の機能とスポーツ性を取り入れた新しい発想で施設づくりを行なって参りました。
 本施設は平成3年に建設した施設で、ゴンドラ内のペダルを漕ぐスピードの変化を捉え、地上から30mの高さまで上昇し、漕ぐのを止めると落下するという施設となっています。
 目新しさとペダルを漕ぎ続けないと最上部まで到達しないというスポーツ性、また標高約300mという立地条件により、大阪市内や神戸方面までが一望でき、毎年10万人以上の方に利用され、好評を頂いております。
 しかしながら、高所施設の為、安全面については日頃の点検は元より、本来大阪府の基準では年1回の法定点検が義務付けられていますが、当センターでは専門業者により年2回の整備点検を実施し、機器の安全には神経を尖らせております。
 この度の整備工事は、18年の経過による本体塔の腐食整備工事と日頃点検がしづらく負荷の掛かるワイヤーの先端駆動部の支持部材の精密点検と取替工事を実施いたしました。
 本工事は、鉄塔の周りを二重で足場を組み内側の足場で塗装工事を実施し、外側の足場で塔の先端にあるワイヤーの駆動部と鉄骨の支持部の整備を全面的に実施し、安全性をより高めることができました。
(工事内容)
補修工事 一式、検査費 一式、塗装工事 一式
○サイクルリュージュ施設整備工事
 平成8年に建設いたしましたサイクルリュージュは、利用者がハンドル操作・ブレーキ操作を行ない全長330mの下り坂を滑走するニュースポーツとして、近年3世代で来場される方が増加する中シニア層から小さなお子様まで幅広い年代の方々に利用されております。
 当施設の利用前には映像にて施設の内容を確認しながらスタート位置まで進み、スタート直前には実際に車両に乗っていただき操作方法や注意事項のレクチャーを行なってからスタートしていただいております。
 しかしながら、身体能力・判断力・操作能力に差があり、また世間にあまり認知されていない乗り物でもあることから、現在のテストコースの約5mでは実際に運転操作をマスターできているかを見極める事が非常に困難な状態であり、この短距離での操作練習のみでは不十分で、コース途中の安全マットに接触される方や、短時間では操作方法が理解できずリタイヤされる利用者もおられるのが現状です。また、車両搬送装置も経年使用により腐食・老朽化が進んでおり安全性に欠けるものとなって参りました。
 このようなことから、約20mの練習コースをスタート地点に増設することで不特定多数の利用者が安心し、安全に本施設を利用していただくために安全対策整備工事を実施いたしました。
(工事内容)
スタート地点改修工事 一式、車両搬送装置改修工事 一式
②橋梁等安全対策整備工事
 当センターは山間部を開拓し建設されたことで平地が少なく、自然の地形を生かした通路や施設配置となっております。
 なかでもサイクリングコースは昭和49年開設以来誰もがサイクルスポーツに親しむことができると大変好評を得ており、利用者も年々増加してきております。全長約3kmの自然の中のコースは森林浴を楽しめ、また健康促進の為、コミュニケーションを図るべく親子で利用されるなど不特定多数の方が利用されています。
 また、起伏の多いこのコースは自然の地形を生かしつつ、利用者が安全に走行できるようカーブや橋を設置し、橋の下は休憩所などとして空間を有効活用して参りました。またスポーツを楽しむほか休憩所の整備・植栽・看板等の美観にも力をいれ魅力ある施設づくりを行なって参りました。
 しかしながら、オープン以来35年の経年使用により橋梁部では冬期の凍結防止剤による錆や舗装の劣化と老朽化により耐久性も低下してきております。特に現在橋の下にあるバーベキューレストランを利用されている方や、その前にある当センターの幹線通路を利用されている方からも床板の劣化によるコンクリートの剥離は目に見えるものとなってきており、整備が必要となって参りました。
 しかしながら、オープン以来35年の経年使用により橋梁部では冬期の凍結防止剤による錆や舗装の劣化と老朽化により耐久性も低下してきております。特に現在橋の下にあるバーベキューレストランを利用されている方や、その前にある当センターの幹線通路を利用されている方からも床板の劣化によるコンクリートの剥離は目に見えるものとなってきており、橋梁の専門業者によりすべての橋梁の点検を実施したところ、大きな地震が発生すると、落下や崩壊等の大きな災害に繋がる危険性があり、早急な整備が必要と判断されました。
 このようなことから、不特定多数の利用者の安全を確保し、より一層楽しんでいただけるよう平成21年度には防水シートの入れ替えと舗装のリニューアルを行ない、平成22年度には橋梁12か所の内2か所の 橋梁安全対策整備工事を実施いたしました。

(工事内容)
橋梁補修工事 一式
2.車両購入
①自転車購入費
 当センターにおける自転車施設(サイクリングコース・変わり種自転車)の利用は順調に推移し、近年の健康意識・エコ意識も高まり、春・秋の行楽シーズンを中心に、一般来場者をはじめ学校団体、地域子ども会、職域団体、さらにはスポーツクラブなどの団体の利用等、幅広く利用されています。また当センターでは、月2回初心者教室を開催し自転車の乗り方を教えておりますが、毎回定員20名を超える申し込みがあり予約待ちをされる方がいらっしゃるほど好評を得ており、利用者の身長はもとよりニーズに合わせ各種サイズの自転車を用意することが要求されます。
 当センターでは各メーカーの最新車両をいち早く導入し、不特定多数の利用者に情報発信を行なっておりますが、パナソニック・サイクルテック株式会社からは利用者へのアンケート調査の協力を求められるなど、利用後の販促にも効果をあげております。
 しかしながら、利用頻度に伴い、故障・部品の消耗が激しく、その都度部品の交換や日常の保守点検整備に努めておりますが、5年以上経過すると各部の損傷により各車種の買い替えが必要となって参ります。
 また、入場者の80%以上が利用し、市町村等公共団体や一般施設のモデル施設になっている変わり種自転車は、利用頻度も非常に高く各部の消耗・複雑な作りによる故障・新鮮さが要求される乗り物の為随時入れ替えが必要とされております。
 さらには、センターでのアイデア募集やアンケート調査・ブログ等で「もっと色々な自転車を作って欲しい」「変わり種自転車に乗って、楽しみながら運動ができ楽しかった」等の来場者からの意見を取入れた自転車を具現化・製作し、実際に利用していただくことにより、自転車により親しみを持っていただけるものと考えます。
 このようなことから、来場者のニーズに応え、またリピーター確保に向け下記の通り自転車を購入いたしました。
(購入内容)
サイクリングコース用自転車 80台、変わり種自転車 44台
3.普及啓発
①広報活動費
○テレビ広告
 マスメディアの中でも一般不特定多数を対象に最も影響力があるテレビを活用して、入場者の増員に繋げ、自転車に関して広く普及啓発を図ることを目的に事業を実施いたしました。
 またテレビ以外にも昨年とは違い大阪中心部の主要駅に街頭ビジョン等の広告媒体を使いヤング層をはじめ不特定多数の方々に映像を通じて自転車、お洒落な自転車を表現し、自転車の普及啓発を図りました。
 実施についてはその目的に合わせ、ファミリー層からヤング層・熟年層まで幅広いターゲットに対し、放映時期や放映時間、放映局等を十分に考慮した上でのスポットCMの放映、並びに自転車のテーマパークである当センターの魅力と内容を時期に合わせて的確に伝えるよう考慮したCM素材を制作いたしました。
(実施内容)
スポット広告:民放V局及びU局におけるスポットCMの放映等
同上フィルム制作:催事告知等の各時期フィルム制作
○雑誌広告
 テレビ等に比べ読者層が比較的明確であり情報量が多く、保存性・回読性の高い雑誌や、広く一般的に情報を発信できる新聞や折込チラシ、また広い年齢層に長期間繰り返し情報発信のできる駅構内広告等を利用し、当センターを認知頂き入場者の増員に繋げ、自転車に関して広く普及啓発を図ることを目的に事業を実施いたしました。
 紙面デザインについては、テレビ広告同様、地球に優しい自転車や楽しい自転車、お洒落な自転車を表現し、自転車の普及啓発を図りました。
 その都度有効な印刷媒体を調査研究、臨機応変に対応し、情報誌等の雑誌や新聞・折込チラシ、駅構内等による広告掲載、並びに当センターの魅力と内容を時期に合わせ的確に伝えられるように考慮し宣伝素材を制作いたしました。
(実施内容)
雑誌等広告:雑誌や新聞等の印刷媒体における広告の掲載
同上素材制作:各季節や広告目的に合わせた広告素材の制作
②サイクル活動
○四車連対抗自転車競技大会
 四車連対抗自転車競技大会は、一般市民の自転車競技への理解を深め、選手の競技レベルの向上を目指して、アマチュアの競技団体を構成する実業団・クラブチーム・大学生・高校生からなる各団体の対抗戦形式のトラックレースとして平成5年から実施してきました。
 各地で行なわれるピスト競技大会への参加者が減少傾向にある中、他団体対抗の大会は全国でも少なく選手の意識・競技レベルの向上ができ、「気軽に参加できる」「出場種目を選べる」「憧れの選手と一緒に走れる」と参加者の立場に立った本競技大会は、国体などで活躍する選手を始め多数の参加者が集まることを証明しました。
 また、本競技にはプロ選手のオープン参加および模擬競技も同時に行ない、双方のコミュニケーションも図りました。
 さらには競技間の休憩を活用し、当日の一般来場者を募りめったに走ることのできないバンクでのピスト車の体験走行を実施し、より自転車競技に親しみを持っていただける場を設けました。
 これらの実績成果から四車連対抗自転車競技大会を実施いたしました。
(事業内容)
実施場所:関西サイクルスポーツセンター内ピストバンク
実施内容:自転車競技4団体による対抗戦・自転車競技
○集客イベント
 本イベントは不特定多数の方に自転車のテーマパークである当センターへの来場意識を促進し、自転車及び各種スポーツの観覧や参加をすることにより広く普及啓発を図ることを目的に実施いたしました。
 ファミリー層を中心とし、当センターに来場いただいたすべての年齢層の方に楽しんでいただけるイベントを実施しました。また夏のプールイベントをメインにスポーツ施設である当センターのプールの存在を一層認知いただき、当センターへの来場の動機付けとして集客を図りました。
 さらに、サブイベントとしてスポーツイベントを開催、ちいさなお子様向けのファミリーイベントやヤング・シニア層にも関心を持っていただける自転車普及啓発を図るイベントを実施いたしました。
(事業内容)
実施場所:関西サイクルスポーツセンター
実施期間:夏秋期間(7月〜11月末)
実施内容:夏休み期間通しイベントの開催、スポットイベントの開催
2 予想される事業実施効果
1.施設点検安全整備工事
 当センターは他の施設のように機械的に造られた施設を利用するのではなく、体を使い自分の力で物を動かすというスポーツ性のある施設で、健康・体力づくり・環境を配慮していることで、利用者から年々高い評価を頂いております。
 この度の安全整備工事により、利用者からは見えない部分や見て解る部分で、安心と安全を確保することができました。
 よって、社会情勢の変化に対応し、安心・安全への取り組んでいる姿勢が評価され、口コミ等によっても当センターに対する認識が高まると予想いたします。
2.車両購入
 常に新しいものへのこだわりを追求し、快適にサイクリングできるよう自転車を導入したことにより、絶えず利用者にインパクトを与えることができ、自転車利用促進に寄与していると確信しております。また、親しみのあるものや変わった形・動きをテーマに制作する変わり種自転車を導入することにより自転車の楽しさをアピールしております。またメーカーと相談して社会的ニーズを取り込み、安全対策を施し、当センターでの利用でニーズと安全性を立証した自転車を他の変わり種自転車運営施設にも普及させ自転車の快適さ・楽しさ等をアピールし、来場者からのアンケートを取り入れることにより、自転車への興味を向上させ、全国的なサイクリング人口の増加と普及につながると予想いたします。
3.普及啓発
 今後、CO2を排出しない地球環境に優しい自転車、有酸素運動による健康促進、楽しい自転車、お洒落な自転車等を広くアピールする事により、安定した入場者数を得る事ができると予想されます。さらに集客イベントの開催による誘致で、不特定多数の来場者を確保する事で、学校団体・職域団体・地域団体・スポーツ団体など、より多くの人々の利用促進に繋がるものと予想されます。
3 本事業により作成した印刷物等
四車連対抗自転車競技大会プログラム 300冊
4 事業内容についての問い合わせ先
財団法人 自転車センター
〒586-0086大阪府河内長野市天野町1304番地
電話番号: 0721-54-3100  F A X  : 0721-54-1717  E-mail :soumu@kcsc.or.jp